当院の膠原病診療の特徴として

・当院では全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群といった膠原病診療を行っております。

・現在膠原病疾患にて遠方の医療機関に通院されている方で当院での通院を希望される方は、当院にて診療が可能かどうか判断いたしますので、事前に紹介状をお送りください。

現在当院では

 全身性エリテマトーデス(SLE)

 シェーグレン症候群

 混合性結合組織病(MCTD)

 強皮症(全身性、限局型)

 ベーチェット病

 成人スティル病

 大動脈炎症候群(高安動脈炎)

 好酸球性多発血管炎肉芽腫症

などの患者さんが通院しております。またこれらの膠原病と関節リウマチを合併されているケースも多々見受けられ、当院では総合的に診療いたしております。

・当院では総合病院で使用するものと同等のシーメンス社製の血液検査装置、生化学分析装置を導入しました。これは最短35分で白血球分画を含めた血算、CRP、腎機能、肝機能、電解質はもとより脂質、HbA1cを含めた血糖値まで結果が出ます。そのため採血のために受診して頂くという2度手間がなくなり、薬剤もその日のうちにきめ細かく調節することが可能です。またステロイド性糖尿病や脂質異常、合併症、薬剤による副作用や感染症を併発した際も迅速に対応することが可能となり、専門のスタッフによる対応を含め総合病院以上のより質の高い膠原病診療を可能としております。

・膠原病疾患は全身の臓器に障害がおよぶため、病勢が安定していない方や、診断、治療するにあたり施設環境の整った高次医療機関での診療が望ましいと判断した場合、紹介することもあります。

・膠原病は時に非常に難解で、免疫メカニズムだけではなく内科臨床全般にわたる幅広い知識と経験が要求されます。当方も大学病院、基幹病院にて実臨床を経験、また専門誌、WEB媒体、学会、勉強会、同門の先生の意見交換等で常に最新の情報を得ている自負はありますが、時として典型的でない複雑な病態像を呈することもあり、治療方針の判断に迷うケースも多々見受けられます。そのような際は当院ではセカンドオピニオンの利用をお勧めしております。

・その他ご質問、不明な点がございましたら遠慮なくaozorarheum@star.ocn.ne.jpにお問い合わせください。

当院でのアレルギー診療の特徴として

・当院では気管支喘息、花粉症、蕁麻疹といったⅠ型アレルギーに対する診療を行っております。

・血液検査、臨床検査にてきめ細かく状態を把握し、治療を行っていきます。

・難治性喘息の方については生物学的製剤(デュピクセントなど)を用いております。

・スギ、ダニに対する舌下免疫療法(SLIT)を行っております。